2017年10月05日更新 コレラへの新たな戦略、本日より始動-WHO

 2017年10月4日に、コレラの感染制御に対する新たな戦略が始動しました。このロード・マップ(工程表)では、2030年までにコレラによる死亡者を90%減らすための戦略が掲げられています。

記事の詳細

 コレラの感染制御のための世界対策・専門会議(the Global Task Force on Cholera Control、GTFCC)は、2030年までにコレラによる死亡者を90%減らすための新たな戦略への取り組みと連携の強化のために、50を超える組織を集結させました。このロード・マップ(工程表)は、次のことに焦点を当てています。
1.早い段階で流行を阻止するための早期発見と迅速な対応
2.(コレラの)常在する国の激しい地域でのコレラ予防のために多領域にわたって行う(予防)手段。これには、WASH(健康/水と衛生の環境を整備する)活動や経口コレラ・ワクチンなどがあります。
3.現地レベルから世界レベルまでの技術支援、人的・物的資源を活かした地域活動、支援組織などを協調させていくための効果的な体制整備。GTFCCは、コレラ感染の予防と制御の強化に取り組む各国を支援するために、力強い(戦略の)骨組みを提供しています。

 この会議では、コレラの終息(Ending Cholera):2030年に向けたロード・マップというタイトルで戦略を開始することを記しています。コレラが発生する国、技術的な支援組織や資金支援者の責任ある行動とともに、2030年までに20か国でコレラの感染を撲滅させることに挑んでいます。

具体的な目的の確認
・科学的根拠に基づくコレラの感染制御と撲滅計画の実施のために、コレラの発生する国が、
・技術支援への専門家の積極的な参加のために、GTFCCの構成員らが、そして、
・世界の体制整備や各国の計画を支援するために鍵となる資金支援者らが、

 具体的な責任を確め合うことを目的に10月4日の会議を開催しています。

出典

WHO. Media centre. 4 October 2017
Launch of the renewed strategy for cholera control
http://www.who.int/mediacentre/events/2017/ending-cholera-roadmap/en/