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感染症別情報

A型肝炎
Hepatitis A

A型肝炎は、発展途上国では一般に見られる感染症です。

1 病原体と感染経路

A型肝炎ウイルスはピコルナウイルス科ヘパトウイルス属(Hepatovirus)に属します。

2 症状

ピコルナウイルス科に属するA型肝炎ウイルスが原因です。ウイルスに汚染された水や氷、野菜や果物、魚介類を生で食べることによって感染します。(経口感染)

3 治療方法

安静と対症療法が中心です。

4 予防方法

○予防接種

日本では、A型肝炎の予防接種の対象年齢は16歳以上です。渡航前には、2〜4週間の間隔で2回接種します。その後、約半年後に3回目の接種をすると5年間有効といわれています。

○十分に加熱された飲食物を摂取しましょう

感染源は主に生水、氷、生の魚介類、生野菜などです。

A型肝炎ウイルスは摂氏85度で1分間の加熱を行うと死滅するので、十分に加熱調理してあるものを食べましょう。 途上国では、瓶入りミネラルウォーターや、一度沸騰させたものを飲用しましょう。 また、カットフルーツなども洗った水が汚染されていることがあるので、自分で皮をむいて食べるほうが安全です。

○手を洗いましょう

食事の前には十分に手を洗い、A型肝炎患者の糞便からの経口感染を予防しましょう。

5 A型肝炎のリスクが中等度から高い地域

世界のA型肝炎分布
この感染リスクは、その集団における、既感染を示すA型肝炎抗体の推定陽性率に基づくものである。 この指標は限られたデータに基づくものであり、現在の状況を反映しない場合がある。
出典:WHO International travel and health 2009

【2009年4月更新】


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