(1)鉤虫症(十二指腸虫;ズビニ鉤虫・アメリカ鉤虫など)
食べ物による経口感染の場合 |
| 症状 |
: | 初期には悪心、嘔吐、咽頭の異物感、喘息様発作感染後期には貧血、動悸、全身倦怠、頭痛などでまれに異常な物(髪の毛、炭、土)を食べる異味症が現れることがある。 |
| 潜伏期 |
: | 初期症状は2〜3日、後期の症状は1〜2ヶ月程度 |
| 分布 |
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| アジア地域 | : | 中国、韓国、東南アジア諸国、インド、バングラデシュ、スリランカ |
| アメリカ地域 | : | アメリカ合衆国メキシコ湾沿岸部、メキシコ、中米、ベネズエラ、ガイアナ、ブラジル |
| アフリカ地域 | : | モロッコ、アルジェリア、リビア、エジプト、マダガスカル、中央アフリカ一帯 |
| そ の 他 | : | イタリア、トルコ、ヨルダン、イラク、サウジアラビア、シリア |
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| 予防法 |
: | 野菜、特に葉野菜によって感染するケースが多いため、綺麗に洗ってあるもの以外は口にしないこと。皮膚からも感染するので裸足は禁物。 |
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感染幼虫 |
| (2)顎口虫症(有棘顎口虫・ドロレス顎口虫・剛棘顎口虫) |
| 症状 |
: | この寄生虫は皮膚(皮下)に寄生するため皮膚の腫れ、痛痒感、発赤などの症状が現れる他、皮膚上に寄生虫が移動するため皮膚爬行症や移動性の浮腫を起こすのが特徴です。 |
| 潜伏期 |
: | 通常3〜4週間程度と言われています。 |
| 分布 |
: | 有棘顎口虫は中国、韓国、東南アジア全域に分布ドロレス顎口虫はインド、フィリピン、マレー半島剛棘顎口虫はヨーロッパ、東南アジア諸国。 |
| 予防法 |
: | 有棘顎口虫とドロレス顎口虫は淡水魚(雷魚、ドジョウなど)剛棘顎口虫は生の豚肉から感染しますので、これらの食べ物に注意することが予防となります。 |
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有棘顎口虫 |
| (3)メジナ虫症(ギニア虫症) |
| 症状 |
: | 皮下(下肢)の水疱、発疹、発熱、悪心、嘔吐、下痢などアレルギーによる症状が現れる。水疱は最終的に破れて潰瘍になることが多い。 |
| 潜伏期 |
: | 非常に長く9ヶ月〜1年以上 |
| 分布 |
: | インドからアラビア半島にかけて広く分布している。その他、ミャンマー、トルコ、イラン、スーダン、中部及び東沿岸のアフリカ地域、南米のギアナ、ブラジルなど |
| 予防法 |
: | 淡水にいるミジンコが感染源になっていますので、これを含んだ水を飲むことで感染します。この寄生虫が流行する地域では生水は禁物です。 |
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皮膚から出るメジナ虫 |
| (4)旋毛虫症 |
| 症状 |
: | 感染初期は下痢、腹痛、中期は筋肉痛により呼吸や摂食が障害され、重症の場合には次第に衰弱して貧血や急性心不全を起こし死亡することがある。 |
| 潜伏期 |
: | 初期症状が現れるのは1〜2週間、中期は2〜6週間全身症状は6週間以降に現れます。 |
| 分布 |
: | 北米、ヨーロッパに分布しています。 |
| 予防法 |
: | 豚肉で作った自家製のソーセージが原因になることが多いようです。現在、発生数は多くありませんが非常に怖い寄生虫です。生や加熱不足の豚肉、猪の肉を避けることが感染予防となる唯一の手段です。 |
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雄成虫 |
| (5)肝吸虫症(肝臓ジストマ症) |
| 症状 |
: | 軽症では食欲不振、倦怠感、下痢などが現れる。重症では重大な肝機能障害がおきます。 |
| 潜伏期 |
: | 数ヶ月から数年 |
| 分布 |
: | アジア地域に分布し、中国、韓国、台湾、タイ、ベトナムカンボジア、ラオスに多い。 |
| 予防法 |
: | フナ、コイ等の淡水魚が感染源になるので刺身で食べないこと。 |
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肝吸虫 |
| (6)肺吸虫症(ウエステルマン肺吸虫症) |
| 症状 |
: | 咳と血痰が主症状ですが、本虫が肺以外に寄生すると、症状が異なり、特に脳に寄生すると頭痛、嘔吐、癇癪様の発作、運動障害が起こる。 |
| 潜伏期 |
: | 2〜3ヶ月 |
| 分布 |
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| アジア地域 | : | 韓国、中国、台湾、タイ、フィリピン、マレーシア、ベトナム、インドネシア、インド |
| 南 米 地 域 | : | ペルー、エクアドル、コロンビア、コスタリカ |
| アフリカ地域 | : | カメルーン、ナイジェリア |
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| 予防法 |
: | 淡水産のカニが感染源で、このカニを生食、加熱不足で食べると感染します。 |
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肺吸虫 |
| (7)有鉤条虫症 |
| 症状 |
: | 腹痛、下痢などの消化器障害が主、皮下に寄生すると指先大のコブが出来る。 |
| 潜伏期 |
: | 約3ヶ月 |
| 分布 |
: | 韓国、中国、モンゴル、インド、タイ、中近東、ロシア 、東欧諸国、中南米 |
| 予防法 |
: | 豚が感染源で、生や加熱不足の豚肉を食べることに よって感染が成立します。流行地では豚肉は要注意。 |
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有鉤条虫
無鉤条虫 |
| (8)無鉤条虫症 |
| 症状 |
: | 腹部不快感、腹痛、下痢、食欲減退、全身倦怠感など寄生虫が大きい割に症状は比較的軽い。 |
| 潜伏期 |
: | 約2ヶ月 |
| 分布 |
: | 全世界に広く分布しているが、食肉の管理が悪い発展途上国での発生が多い。 |
| 予防法 |
: | 生や加熱不足の牛肉を食べることで感染しますので、衛生状態の悪い国や地域での生肉の摂取は要注意。 |
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