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A.
モーリシャス感染症情報
1 感染症の流行状況
モ−リシャスでは、次のような病気がみられます。
| 食べ物・水から感染する病気 |
虫が媒介する病気 |
その他の疾患 |
| ○腸チフス、パラチフス |
○マラリア |
○B型肝炎 |
| ○A型・E型肝炎 |
○デング熱 |
○狂犬病 |
| ○細菌性赤痢 |
○フィラリア症 |
○エイズ |
| ○食中毒 |
○トリパノソーマ症 |
○破傷風 |
| ○寄生虫疾患 |
○リーシュマニア症 |
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モ−リシャスの気候は、海洋性気候に属し、熱帯性気候となる夏季は11〜4月でサイクロン(台風)が来襲する雨季にあたり、気温も高く平均気温が27℃になります。
逆に5〜10月が亜熱帯性気候で、雨の少ない乾季になります。このような気候ですので食中毒などの消化器系疾患やA型肝炎などの感染症の流行は、1年を通してあり、特に1〜3月に集中する傾向がありますので注意が必要です。
その他、注意を要する疾患としてB型肝炎や性病、破傷風などがあります。B型肝炎や性病は性的な接触によって感染が起こりますので、季節に関係なく流行が見られます。破傷風も季節に関係なく発生しますが、地域が比較的限定されていること、散発的な発生であり、発生数も多くはありません。しかし、破傷風は傷口から侵入し、神経症状を引き起こして重症の場合、死亡することもある病気ですので注意してください。
| ◎2002年、全国の空港検疫所でモ−リシャスから帰国した旅行者からの病原菌の検出はありません。また、感染症発生動向調査においてもモーリシャスで感染した報告はありません。(国立感染症研究所:感染症週報より) |
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2 モ−リシャスでの病気の予防方法
旅行に出かけるとどうしても疲れや飲み過ぎ、食べ過ぎで知らない間に抵抗力が落ちてしまいます。モ−リシャスでも11〜4月に暑さが特に激しくなりますので、特にこの傾向は強いようです。このような場合、体に病原体が入ると簡単に病気になってしまいます。
そこで病気を予防する上で注意したいことを紹介します。
(1)注意したい食べ物
| ◎乳 製 品: |
衛生状態があまり良くないので、不衛生な屋台やレストランなどでの飲食は避けた方が良いでしょう。アイスクリ−ムをはじめとする乳製品は細菌が発育しやすい成分が多く含まれており、温度管理が悪いと病原菌が急激に増加してしまいます。このような乳製品を食べると赤痢、腸チフス、食中毒などに感染する恐れがあります。ホテルや一流のレストランならば大丈夫でしょう。 |
| ◎生 水: |
モ−リシャスの水質は悪くなく、水道の設備もありますので飲用は可能であると思いますが、しかし、下水道が老朽化しているため地下に汚水が漏れ、上水道と混ざることがしばしばありますので、より安全な水を飲むためには煮沸をするか、ミネラルウォ−タ−をお勧めします。 |
| ◎生 も の: |
周りは全て海なので海産物は非常に豊富ですが、夏場では衛生状態の悪い店や屋台では生ものを食べるのは避けてください。日本と同じように食中毒、赤痢に感染することがあります。 |
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(2)注意したいこと
| ◎エ イ ズ: |
最近、モ−リシャスでもエイズをはじめとする性病の増加が社会的な問題として取り上げられています。まだ、エイズ患者の数は少ないのですが、他の性病の発生数を考えると、近い将来には急激な増加も考えられます。海外に出かけたからといって安易な遊びは考えものです。 |
| ◎蚊 に 注 意: |
モ−リシャスでは一部の地域を除いて、マラリアやデング熱に感染する恐れはないと言われています。しかし、蚊は、そのほかにも様々な感染症を媒介しますので、蚊には十分注意してください。蚊の多い場所に出かける際には虫に吸血されない服装をしたり、防虫スプレ−などの用意をすること、夜であれば蚊帳や蚊取り線香で蚊を防いでください。 |
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3 予防接種
黄熱流行国から入国する際には、入国時に黄熱の予防接種が要求されます。また、地方への旅行や長期滞在の場合には、一般に黄熱、A型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオなどの予防接種が勧められます。予防接種は、これまでの予防接種歴、滞在期間、旅行形態、出発までの期間でかわりますので、詳しいことはお近くの検疫所に問い合わせてください。
4 マラリア情報 (WHO INTERNATIONAL
TRAVEL AND HEALTH 2002)
ロドリゲス島を除く非都市部に、三日熱マラリアが存在しています。
B. モーリシャス医療情報
1 病気になった時
(1)処置
モ−リシャスは、海洋性気候に属し夏季は熱帯性気候、冬季は亜熱帯性気候となっており、熱帯・亜熱帯地域に特有なマラリアやデング熱などの感染症は、ほぼ完全になくなっていますが、赤痢、腸チフス、食中毒などの消化器系感染症が発生しています。
日本にない病気もあり、抗生剤の乱用などの素人療法で逆に治療が遅れ、取り返しがつかなくなる危険があります。一時的に日本より持参した市販薬を使用するのは差し支えありませんが、体調に異常がある方は速やかに現地の病院を受診してください。
(2)モ−リシャス国内の医療機関
モーリシャス国内には13の国公立の病院があり、ホスピタルと呼ばれるこれらの病院の診療費は全て無料になっています。しかし、設備や医療レベルは満足できるものではなく、日本人を含む外国人旅行者はクリニックと呼ばれるプライベ−ト・クリニックを利用することが多いようです。このクリニックはホスピタルに比べ設備、医療レベルとも充実していますが、残念ながら有料となっています。手術が必要な場合、虫垂炎程度であれば問題ありませんが、もう少し複雑な手術を必要とする病気になると対応が難しいので、日本に帰国するか、南アフリカなどの医療先進国に移送する必要があります。この場合の移送費は、本人の負担になります。また、医薬品の購入は、医薬分業ですので原則として医師の処方箋が必要ですが、現実には大抵の薬は処方箋なしで購入できます。
なお、医療費は比較的安いと言われていますが、外国人を対象とした私立病院では風邪でも数千円、より複雑な病気であれば1万円以上要求されることがあり、重症な場合、海外に緊急移送する事もあり得るため、できれば海外旅行傷害保険に加入したほうが良いでしょう。
日本語で診察を受けることができ、日本人が利用しやすい医療機関は確認できていません。旅行中に病気やケガをした時にはホテルでドクターを呼んでもらって下さい。
| 在モーリシャス日本大使館 |
モ−リシャスには大使館がないので、マダガスカルの日本大使館が兼ねています。 |
| 在マダガスカル日本大使館 |
Ambassade du Japon,8, Rue
du Docteur Villette,Isoraka,Antananarivo,Madagascar.(B.P.3863).
TEL (261-20)2226102 |
| 緊急連絡 |
警察・救急車・消防共通 局番なし 999 |
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帰ってからの過ごし方
帰国して最初に受けるのは検疫です。滞在先で下痢、腹痛、発熱など体に異常があれば健康相談室で相談してください。赤痢やコレラでも軽い症状で済んでしまうことがありますが、感染力は思ったより強いので、自分で大丈夫と思っていても家族や会社の人に感染することもありますので・・・・。
また、潜伏期間といって感染してから一定の期間たたないと発病しない病気が数多くあります。検疫時は何ともなかったのに数日してから症状が出ることがあり、症状が出た時には、速やかに医師の診察を受けましょう。診察を受ける際には滞在した国と期間、蚊やノミ、ダニに刺されていたらそのことや、食べたものについても説明されると診断の役に立ちます。
帰国時に体に異常があればお気軽に検疫所へ相談してください。
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