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A.
ギニア感染症情報
1 感染症の流行状況
ギニアでは、次のような病気がみられます。
| 食べ物・水から感染する病気 |
虫が媒介する病気 |
その他の疾患 |
| ○腸チフス、パラチフス |
○マラリア |
○B型肝炎 |
| ○A型・E型肝炎 |
○デング熱 |
○流行性髄膜炎 |
| ○コレラ、赤痢 |
○黄熱 |
○狂犬病 |
| ○食中毒 |
○フィラリア症 |
○エイズ |
| ○寄生虫疾患 |
○トリパノソーマ症 |
○破傷風 |
| ○ポリオ |
○リーシュマニア症 |
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○感染症流行状況
現在、次のような感染症が発生・流行しています。
・黄熱:ギニアにおける黄熱の状況(2008年9月29日)
大西洋に面した沿岸部では熱帯性気候で高温多湿、内陸部は気温がやや低く乾燥した気候に大別されます。首都コナクリでは1〜4月までが乾季で雨はほとんど降りません。6〜9月までは雨季で雨量は多く、3,000 _以上の雨が降り、湿度が高いのが特徴です。このような気候ですので雨季と乾季で若干変動はみられますが、ほぼ年間を通して消化器系の感染症が発生しています。この他の感染症についても季節的な変化はあまりみられず、雨季に若干多発する程度です。
2001年には、WHOからギニアで黄熱の流行が報告されています。
ギニアは髄膜炎ベルトに位置します。WHOによると、2002年1月14日〜2月3日にYoumou地区で6名の死亡患者を含む22名の髄膜炎患者が報告されました。A群およびC群髄膜炎菌が確認されました。
また、2002年に16名のコレラ患者発生をWHOに報告しました。
| ◎2002年、全国の空港検疫所でギニアから帰国した旅行者からは病原菌の検出はありません。また、感染症発生動向調査においてもギニアで感染した報告はありません。 (国立感染症研究所:感染症週報より) |
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<2 ギニアでの病気予防方法
旅行に出かけるとどうしても疲れや飲み過ぎ、食べ過ぎで知らない間に抵抗力が落ちて病気になりやすくなります。ギニアは、首都コナクリをはじめ暑い地域が多く、特にこの傾向は強いようです。
そこで病気を予防する上で注意したいことを紹介します。
(1) 注意したい食べ物
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◎乳 製 品 : |
不衛生な屋台などでの飲食は避けた方が良いでしょう。乳製品には細菌が発育しやすい成分が多く含まれており、温度管理が悪いと病原菌が急激に増加してしまいます。 |
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◎生 水: |
水道設備は一応整っていますが、老朽化しているため病原体に汚染されやすいのでお勧めできません。ミネラルウォーターはどこでも入手が可能ですので、これを飲むことをお勧めします。 |
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◎生 も の: |
とにかく『なま』のものは避けてください。魚介類は大西洋に面していますので豊富にありますが、冷蔵庫どころか野ざらしで売られていますので刺身などを食べると危険です。生の野菜や肉類にも寄生虫がいるので避けましょう。よく焼いた物なら問題ありません。 |
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(2)注意したいこと
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◎虫 に 注 意: |
ギニアには、昆虫によって媒介される怖い感染症があります。ネッタイシマカは黄熱を媒介する怖い蚊です。この他、吸血性昆虫であるツェツェバエやサシチョウバエもアフリカ睡眠病や皮膚リーシュマニアを媒介します。この2つの風土病は死亡したり、重症な後遺症を残すことがあります。くれぐれも虫には注意してください。防虫スプレーなどの準備もお忘れなく。 |
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◎毒 蛇: |
ギニアではグリ−ンスネ−クなどの毒蛇が至るところで見られます。都会でも珍しい物ではなく、地方に行けば当たり前のように目に付きますが、かまれないように注意しましょう。この他、サソリ、毒グモなども生息していますので用心してください。 |
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◎河川での水遊び: |
実際に感染する人がいるとの報告はありませんが、河川や湖沼には住血吸虫が生息しているとの報告もありますので、河川などでの水遊びには注意してください。 |
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3 予防接種
ギニアは黄熱の流行国に指定されています。旅行経路(経由国)によっては、入国時に黄熱の予防接種証明書の呈示が要求されます。また、地方への旅行や長期滞在の場合には、一般に黄熱、A型肝炎、破傷風、狂犬病、ポリオなどの予防接種が勧められます。予防接種は、これまでの予防接種歴、滞在期間、旅行形態、出発までの期間でかわりますので、詳しいことはお近くの検疫所に問い合わせてください。
4 マラリア情報 (WHO INTERNATIONAL TRAVEL AND HEALTH
2003)
年間を通して全土に熱帯熱マラリアが存在しています。 マラリアの中でも熱帯熱マラリアは、放置すると重症化したり死に至る熱病です。もし流行地滞在中や、流行地を離れた後4週間以内に38℃以上の熱が出たら、すみやかに医療機関でマラリアの相談をしてください。
マラリアは蚊によって感染する熱病です。防虫剤等で蚊を防ぎましょう。マラリアに有効なワクチンはなく、予防薬を服用する方法があります。副作用に注意が必要ですが、感染リスクが高く適切な治療を受けることができない地域に滞在する場合には、流行地滞在の1週間前から流行地を離れてから4週間まで服用する方法があります。
予防薬としては、メフロキン(Mefloquine) [商品名
メファキン (Mephaquin), ラリアム(Lariam)など、週1回服用]が有効です。日本でも認可されており、医療機関での処方となります。
B.
ギニア医療情報
1 病気になった時
(1)処置
ギニアで注意しなければならない感染症は地域によって異なりますが、消化器系感染症や熱帯地域特有の感染症であるマラリア及び風土病であるアフリカ睡眠病などが挙げられます。この他に寄生虫疾患、肝炎、破傷風など多くの感染症や風土病が存在しており、日本と異なる気候のために体力の低下が引き金となって病気に感染しやすくなります。
このように日本にない病気もあり、抗生剤の乱用などの素人療法で逆に治療が遅れ、取り返しがつかなくなる危険があります。一時的に日本より持参した市販薬を使用するのは差し支えありませんが、体調に異常がある方は速やかに現地の病院を受診してください。
(2)ギニアの医療機関
医療機関のレベルは首都コナクリであれば比較的整備されていますが、地方では安心して受診できる医療機関はほとんどありません。
ギニア(コナクリ)の医療体制は多少変わっていて、病気やけがをすると各地区にある無料診療所(Dispensaire)から市内の病院へ搬送されるのが一般的です。しかし、一般に医療事情があまり良くないため旅行者の利用は多くないようです。
また、手術が必要な場合では、虫垂炎などの簡単な手術であれば問題ありませんが、複雑な手術や緊急を要する疾病あるいは重症例になるとギニアで対応できませんので、医療先進国であるヨ−ロッパや比較的医療レベルの高いケニアなどへ移送を行う必要があります。
なお、日本と違い健康保険制度がなく、私立クリニックや個人開業医では若干診療費は高くなるようですが、公立病院ではおおむね安いようです。しかし、重症の場合には近隣の先進国へ移送されるケ−スもありますので、できれば海外旅行傷害保険に加入されることをお勧めします。
原則として医薬分業になっているため、医薬品の購入は医師の処方箋が必要ですが、アスピリン、消毒薬などは自由に購入が可能です。
参 考:外務省 在外公館医務官情報(2001年5月)
| 国立病院 |
| Hospital de DONKA(ドンカ国立病院): |
TEL :46-19-37 |
Hospital D'IGNACE
DEEN
(イニヤス・ディーン国立病院): |
TEL :41-43-36 |
| その他医療施設 |
| Center Medical International病院: |
TEL :46-53-50
総合病院 |
| Clinique Pasteur病院: |
TEL :41-21-86
内科 入院設備有り |
| Ambroise Pare病院: |
TEL :41-25-55
外科 入院設備有り |
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| 在ギニア日本大使館 |
Ambassade du Japon,Lanseboundji
Corniche Sud, Commune de Matam,Conakry, Republique de Guinee.
(B.P.895)
TEL (224)41-36-07 |
| 警察:TEL 17 |
| 火災:TEL 18 |
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2 帰ってからの過ごし方
帰国して最初に受けるのは検疫です。滞在先で下痢、腹痛、発熱など体に異常があれば健康相談室で相談してください。最近では、赤痢やコレラでも軽い症状ですんでしまうことがありますが、感染力は強く、自分で大丈夫と思っていても家族や会社の人に感染することもありますので・・・・。
また、潜伏期間といって感染してから一定の期間が経たないと発病しない病気(マラリアやウイルス性疾患あるいはアフリカ独特の風土病)が数多くあります。検疫時は何ともなかったのに数日してから症状が出ることがあり、その時(症状が出た時)には速やかに医師の診察を受けましょう。診察を受ける際には、滞在した国と期間、蚊やノミ、ダニなどの虫に刺されていたらそのことや、食べたものについても説明されると診断の役に立ちます。
帰国時に体に異常があればお気軽に検疫所へ相談してください。
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