海外感染症情報 (NO.21)
平成19年2月13日
関西空港検疫所
ブルキナファソでの髄膜炎菌性髄膜炎の流行状況について

ブルキナファソ保健省は、11日から同月31日の間に同国内で死亡者96名を含む789名の髄膜炎菌性髄膜炎疑い患者(致死率:12.2%)を報告した。Ouargaye地区ではattack rate(感染する危険のある人々の中で何人が感染しかたかを示す割合)は流行が拡大する状況を示しており、その他3地区(BanforaBatieSapouy)は警戒が必要である事を示している。ラテックス凝集試験で、数名の患者の髄液から髄膜炎菌血清型A群が検出された。保健省は今週Ouargayeで大規模なワクチン接種を計画している。

 
(平成19年2月7日 WHO情報)