海外感染症情報 (NO.7)
平成19年1月16日
関西空港検疫所
ケニアでのリフトバレー熱の流行について

ケニア北東州と海岸州でリフトバレー熱ウイルスに感染した患者220名(うち82名の死亡者(致死率37.2%))が発生したと報告された(本年112日現在)。死亡した患者12名を含む56名からの採取された検体をケニア医学研究所で検査したところ、リフトバレー熱と確認された。北東州Garissa地区では死亡者54名を含む132名の患者が発生しており、依然として最も患者の発生している地区である。その他、北東州Ijara地区では死者10名を含む58名、隣接する海岸州Wajir地区、Tana River地区ではそれぞれ15(死者12)15(死者6)の患者が発生している。

(平成19年1月15日 WHO情報)