エジプトでH5N1高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)で亡くなった患者2名から抗ウイルス薬「オセルタミビル(タミフル)」の有効性の低下を疑わせる遺伝子の変異が見つかった。 しかし、有効性の低下は軽度である。この変異はヒトーヒト感染を起こしうる既知の変異とは異なる。 WHOは、今回の変異では新型インフルエンザ流行の警戒レベルを変更する必要はないと判断し、WHOの警戒レベルは引き続き「3」としている。(平成19年1月18日 WHO情報)