海外感染症情報 (NO.33)
平成20年3月10日
関西空港検疫所
パラグアイでの黄熱の流行について(3)

パラグアイの保健省は127万人以上に黄熱の予防接種が行われ、黄熱の患者数は新たに6名増えて現在、死亡6名を含む22名であると報告している。
  サン・ペドロで11名、ローレルティで9名、その他の地域で2名発生している。これ以外で12名の疑い例については調査中である。
 ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、ベネズエラ、ボリビア、ペルー各国はパンアメリカン保健機関(PAHO)の支援のもと、国境地域の住民への予防接種の実施に関して連携と監視を行うことで合意した。
 

(平成20年3月7日 WHO情報)