海外感染症情報
(NO.51) |
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平成20年5月21日 関西空港検疫所 |
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中央アフリカ共和国での黄熱の流行状況について |
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中央アフリカ共和国保健省は、5月15日までに、Bozoum亜県とOuham−Pende県(いずれも首都バンギから北西およそ300kmに位置する地域)から2例の黄熱確定例を5月20日報告している。同国保健省は疫学調査を実施している。 保健省は黄熱患者の発生を受け、黄熱ワクチン国際調整機関(YF−ICG)により管理される世界ワクチン緊急貯蔵機構から資金援助を受けているGAVI(ワクチンと予防接種のための世界的同盟)に対して、64,391人分のワクチンを要求している。対象者は55,035人と見られている。保健省は、5月26日から3日間、Bozoum地区に対してワクチン接種する予定である。 |
(平成20年5月20日 WHO情報) |