2010年12月8日、エジプト保健省は新たな鳥インフルエンザA(H5N1)のヒト感染例を報告しました。症例はガルビーヤ県に住む30歳女性で、11月28日に発症し12月1日に入院、オセルタミビルによる治療を受けましたが12月2日に死亡しました。 感染源の調査により、病鳥や死んだ家禽と接触していたことがわかりました。 この症例はWHOグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワーク(GISN)の国立インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所で確定診断されました。 エジプトでは、113例が鳥インフルエンザA(H5N1)と確定診断され、うち37例が死亡しています。