エジプト保健省は新たに5名の鳥インフルエンザ患者が出たと報告した。
1例目はQaliobia行政区に住む53歳男性で、2月27日に発症し、同日入院しタミフル治療を受けたが、現在危篤状態である。
2例目はQaliobia行政区に住む1歳の男児で、2月22日に発症し、翌日入院しタミフルの投与を受け、現在状態は安定している。
3例目はDakalia行政区に住む10歳の男児で、2月10日に発症し、14日入院しタミフルの投与を受け、現在状態は安定している。
4例目と5例目はKafr El-Sheik行政区に住む30歳の女性と13際の男児で、2月10日に発症し、翌日入院しタミフルの投与を受け、現在状態は安定している。
感染源の調査の結果、5名とも病気や死んでいる家禽との濃厚な接触歴があったことがわかっている。鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染は、エジプト中央公衆衛生検査所で確定された。
エジプトでは、今回の患者発生で患者数は104名となり、うち30名が死亡している。
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