海外感染症情報 (NO.25) |
平成22年4月6日 関西空港検疫所 |
南アフリカでのリフトバレー熱の流行状況について |
![]() リフトバレー熱ウイルスの感染は、自由州、東ケープ州、北ケープ州、西ケープ州、ムプマランガ(北東部の州)、北西州、ハウテング州(北部の州)の、羊、山羊、牛、農場の動物の間で現在も感染がおこっています。3月29日の時点で、おおよそ78の農場から、多くの家畜の死亡を含むリフトバレー熱の感染確定症例の報告がありました。 南アフリカでは、散発的な動物へのリフトバレー熱の感染は、ここ数年報告されていました。リフトバレー熱のヒトでの大流行は、1974年〜1976年の間に起こり、1万人〜2万人が感染したと推定されています。 |
(平成22年3月30日 WHO情報) |