エジプト保健人口省は、新たに４名の鳥インフルエンザ患者が出たと報告した。 １例目は、Baniswief県に住む２０歳の女性で、１月６日に発症、１１日に入院した。２例目は、Dakahalya県に住む１歳の男児で、１月７日に発症、１２日に入院した。３例目は、Assuit県に住む３歳の男児で、１月１９日に発症、２１日に入院した。４例目は、Shargea県に住む４５歳の男性で、１月１２日に発症、１９日に入院した。４名とも入院後、タミフルの投与を受け、現在状態は安定している。 　　
　　感染源への調査で、４名とも、病気や死んでいる家禽との濃厚な接触歴があったことがわかっている。鳥インフルエンザ（H5N1型）の感染は、エジプト中央衛生研究所により確定された。
エジプトでは、今回の患者発生で患者数は９４名となり、うち２７名が死亡している。