エジプト保健人口省は、新たに2名の鳥インフルエンザ患者が出たと報告した。1例目は、Daqahliya県に住む40歳の女性で、1月31日に発症、2月2日に入院し、タミフルの投与を受け、現在状態は安定している。2例目は、Menofya県に住む29歳の女性で、1月27日に発症、2月3日に入院し、タミフルの投与を受けているが、現在危篤状態である。 感染源への調査で、2名とも、病気や死んでいる家禽との濃厚な接触歴があったことがわかっている。鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染は、エジプト中央衛生研究所により確定された。 エジプトでは、今回の患者発生で患者数は96名となり、うち27名が死亡している。