2011年3月7日、エジプト保健省は、新たな鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例を2例報告しました。
1例目はシャルキーヤ県に住む32歳女性で、2月10日に発症し14日に入院しましたが、現在重篤な状態です。
2例目はカフル・アッシャイフ県に住む2歳男児で、2月18日に発症し20日に入院、現在治療中ですが経過良好とのことです。
感染源調査の結果、2例とも鳥インフルエンザが疑われる家禽との接触があったことが示唆されています。
これらの症例はWHOのグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワークの国立インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所で確定診断されました。
エジプトでは現在までに127例の感染が確認されており、うち41例が死亡しています。
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