海外感染症情報 (NO.22)
平成23年3月18日

関西空港検疫所

鳥インフルエンザ(H5N1)の流行状況(12)

バングラデシュ人民共和国政府 保健・家庭福祉省は、鳥インフルエンザウイルスA(HN)型のヒトへの感染が確認されたと報告しました。この患者は、疫学・疾患対策研究所(IEDCR)・同国国際下痢症研究センター(ICDDRB)によって行われているインフルエンザのサーベイランスで発見されました。Kamalapur, Dhaka に住む16か月の女児で、咳・発熱を呈していたため8日に見つかり、その後回復しました。
 IEDCR, ICDDRB およびWHOバングラデシュ支部から集まった専門家チームで疫学調査、接触者の追跡調査にあたっています。
 患者はIEDCRによってAH5N1)型鳥インフルエンザウイルスに感染したことが確認されました。

(平成23年3月16日WHO情報)