2011年3月25日−インドネシア保健省は鳥インフルエンザ(H5N1型)の新たなヒト感染例を発表しました。
患者は西ジャワ州ブカシ市に住む2歳女児で、3月2日に発症、3日に近医入院、9日に高度医療機関に搬送され、現在は完全に回復しています。
患児の母親は、患児が発症する前日に鳥インフルエンザ(H5N1型)で死亡しています(3/15 感染症情報No.21参照)。
患児は母親に連れられて、生きた家禽を扱う非近代的な市場を訪れていたことが判明していますが、感染源についての調査が現在も行われています。
検査の結果、鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染が確認されました。
インドネシアでは、現在までに175例の感染が確認されており、うち144例が死亡しています。
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