2011年1月20日、エジプト保健省は、新たな鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例を1例報告しました。患者はアレクサンドリア県に住む1歳男児で、1月12日に発症し13日に入院しました。状態は安定しているとのことです。 感染源調査の結果、家禽類との接触があったことが判明しています。 この症例はWHOのグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワーク(GISN)の国立インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所で確定診断されました。 エジプトでは現在までに121例の感染が確認されており、うち40例が死亡しています。