2011年12月21日、エジプト保健省は、新たに1例の鳥インフルエンザ（H5N1型）ヒト感染例が確認されたとWHOに届け出ました。

患者はダカリーヤ県に住む29歳の男性で、12月8日に発症し12月15日に入院しました。入院中抗インフルエンザ薬の投与を受けていましたが19日に死亡しました。

WHOグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワークの国立インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所での分析により12月18日に患者の感染が確認されました。

感染源を調査したところ、この患者は裏庭で飼っていた家禽との接触があったことが判明しました。

エジプトでは現在までに156人の感染が確認されており、うち54人が死亡しています。