海外感染症情報 (NO.73)
平成24年9月19日
関西空港検疫所
コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生(6)

9月18日現在、コンゴ民主共和国(DRC)においてから46人(確定例14人、可能性例32人)のエボラ出血熱(EHF)の患者が報告され、うち19人(確定例6人、可能性例13人)が死亡しています。患者は、オリエンタル(Orientale)州のオー・ウエレ(Haut Uélé)地区にあるイシロとヴィアダナから報告されており、コレラの患者とは別に報告のあった疑い例26人については現在調査中です。保健省は引き続き関係機関と協力し、エボラ出血熱の流行拡大を抑えようと努めています。
なお、WHOはコンゴ民主共和国へのいかなる渡航や交易の制限も勧めていません。
 
(2012年9月18日WHO報告)