海外感染症情報
(NO.118) |
平成25年8月26日
関西空港検疫所 |
ポーランドでの風疹の流行(2) |
2013年初めから8月15日までにポーランドで36,087人の風疹患者が報告されています。流行は国全体に及んでいますが、西部地域(マウォポルスカ県、ヴィエルコポルスカ県)で最も多く報告されています。他にもルブリン県、ルブシュ県、クヤヴィ•ポモージェ県、ポトカルパチェ県、ポメラニアン県、そして西ポモージェ県(西ポメラニアン)での報告数も多いです。 CDCはポーランドへ渡航する全ての人に風疹ワクチンを接種する事を推奨しています。ワクチン接種をうけていない、または以前風疹に感染したことがなく風疹に対しての抗体がない妊娠中の女性は、この流行時にポーランドへの渡航は避けるべきです。特に妊娠20週までは感染を避けることが重要です。 |
(2013年8月23日 CDC報告) |