メキシコにおけるコレラの流行(2) 平成25年10月30日更新
28日、メキシコの保健省は5人のコレラ菌O1小川型の感染確定例を報告しました。
5人は飲料水と衛生環境に限界のある都市化したワステカ地域で見つかりました。
9月9日から10月25日までに、国内でコレラ菌O1小川型感染による1例の死亡者を含む、計176例の確定診断症例が報告されています。連邦区から2名、イダルゴ州から157人、メヒコ州から9人、サン・ルイス・ポトシ州から2人、ベラクスル州から6人です。全確定例のうち89人が女性、87人が男性です。57人が入院しています。
メキシコ疫学研究所(InDRE)で実施されたコレラ菌O1小川毒素に対する抗菌薬感受性試験では、ドキシサイクリンおよびクロラムフェニコールに感受性があり、シプロフロキサシンに対しては感受性は低く、トリメトプリム/スルファメトキサゾールに対しては抵抗性を有していることが明らかになっています。
WHOは、この事例に関して、メキシコへの渡航や貿易を制限することを推奨していません。
(2013年10月28日WHO報告)
5人は飲料水と衛生環境に限界のある都市化したワステカ地域で見つかりました。
9月9日から10月25日までに、国内でコレラ菌O1小川型感染による1例の死亡者を含む、計176例の確定診断症例が報告されています。連邦区から2名、イダルゴ州から157人、メヒコ州から9人、サン・ルイス・ポトシ州から2人、ベラクスル州から6人です。全確定例のうち89人が女性、87人が男性です。57人が入院しています。
メキシコ疫学研究所(InDRE)で実施されたコレラ菌O1小川毒素に対する抗菌薬感受性試験では、ドキシサイクリンおよびクロラムフェニコールに感受性があり、シプロフロキサシンに対しては感受性は低く、トリメトプリム/スルファメトキサゾールに対しては抵抗性を有していることが明らかになっています。
WHOは、この事例に関して、メキシコへの渡航や貿易を制限することを推奨していません。
(2013年10月28日WHO報告)