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2013年4月29日(16:30)、中国国家衛生・計画出産委員会は世界保健機関(WHO)に対して、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の患者について、新たに17人の診断確定症例を報告しました。
追加症例
・4月18日に発症した浙江省の38歳男性
・4月17日に発症した福建省の80歳男性
・4月21日に発症した江西省の80歳男性
・4月23日に発症した江西省の31歳男性
・4月27日に発症した山東省の4歳男児
・4月15日に発症した湖南省の54歳男性
・4月14日に発症した湖南省の64歳女性
・4月17日に発症した浙江省の38歳男性
・4月17日に発症した江蘇省の49歳男性
・4月19日に発症した江蘇省の36歳男性
・3月8日に発症した江蘇省の60歳男性
・4月18日に発症した福建省の65歳男性
・4月17日に発症した江西省の69歳男性
・4月19日に発症した江西省の76歳女性
・4月17日に発症した浙江省の60歳女性
・4月18日に発症した浙江省の50歳女性
・4月17日に発症した河南省の56歳男性
さらに、以前に江蘇省から報告されていた患者2人が死亡しました。
現在までに、中国での鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の診断確定症例は計126人で、24人の死亡者が含まれるとWHOに報告されています。確定症例における濃厚接触者は、厳密に経過観察されています。
患者が発生した地域の当局は、疾患の予防と感染拡大防止対策を続けています。
感染源やウイルス保有宿主に対する調査が進められています。感染源が確認されるまでは、今後も中国でウイルスの感染者が発生すると予想されます。
現時点では、ヒトからヒトに感染が続いているという証拠はありません。
WHOは、この事例に関して、入国時の特別なスクリーニング検査の実施及び渡航や貿易を制限することを推奨していません。
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