(No.90)

中国の鳥インフルエンザA(H7N9)について(88) 平成26年4月17日更新

 4月15日の更新情報です。中国・香港特別行政区の衛生防護センター(CHP)、中国国家衛生・家族計画(出産)委員会(NHFPC)は、世界保健機関(WHO)に新たに2例の鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の診断確定例を報告しました。

 4月13日にCHPで発表された診断確定例の詳細は以下の通りです。
 1例目、基礎疾患をもつ香港在住の85歳の女性で、4月4日から5日、広東省東莞市で養鶏場に滞在していました。4月4日は滞在先の近所の生鮮市場にも行き、屠殺の手伝いもしました。5日に香港へ戻り、11日に発症し、13日に入院しました。現在の容態は危篤状態です。CHPは現在、調査と接触者の追跡を行っています。
 4月14日にNHFPCで発表された診断確定例の詳細は以下の通りです。
 2例目、江蘇省常州市の52歳の男性で、4月10日に発症し、13日に入院しました。現在、重篤な容態です。
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