(No.177)

   スリナムにおけるジカウイルス感染症   
 2015年11月11日

 2015年11月2日スリナムの国際保健規則(IHR)担当窓口は、汎米保健機構(PAHO)及び世界保健機構
(WHO)に対し自国民2例のジカウイルス感染症を報告しました。パラマリボ大学病院で予備的臨床検査
(予備解析)が行われました。現在調査中でさらに詳しい情報は未定です。

WHOの勧告
 ジカウイルスがアメリカ大陸での発生地域を広めていることを考慮すると、汎米保健機構、WHOは
加盟国に対してジカウイルス感染例の把握と探索、すべての医療レベルにおいて発生するであろうさらなる
負担に対する医療サービスの準備、特に媒介蚊が存在する地域において蚊を減らすための有効な地域社会での
戦略的強化を推奨しています。最新の疫学更新情報を参照して下さい。


【出典】
WHO, Zika virus infection – Suriname
News - 11 November 2015
http://www.who.int/csr/don/11-november-2015-zika/en/