(No.61)

コレラ-アルジェリア
2018年9月20日更新

 2018年8月23日、アルジェリアの保健省(MoH)はアルジェリアの北部、すなわちアルジェリアの首都アルジェ一帯におけるコレラの大規模流行を発表しました。8月7日から9月6日までに、コレラ様症状を示す217人の患者が入院し、2人は死亡しました(致死率 0.9%)。患者は7つの州(ウィラーヤ。注:アルジェリアにおける区画の単位)から報告されています。このうち83人がビブリオコレラ血清型O1小川型によるものとパスツール・アルジェ研究所で確定されています。確定診断患者の半分以上がBlida州で登録され、アルジェ、Tipaza、Bouira、Médéa、Ain Defla州が続きます。

 感染が発生している地域では、3箇所の民間施設を含む合計21箇所の水源が細菌汚染について検査を受けました。このうち10カ所が人の使用は不適切とみなされました。水源のうち1カ所はコレラ菌検査が陽性で、人の使用は不適切とみなされました。

【出典】
Emergencies preparedness, response
Cholera –Algeria
Disease outbreak news 14 September 2018
http://www.who.int/csr/don/14-september-2018-cholera-algeria/en/