(No.5)


急性灰白髄炎-コンゴ民主共和国
2019年1月16日更新

 
 2018年10月までに伝搬型ワクチン由来ポリオウイルス2型(cVDPV2)と遺伝的に関連した分離株が、コンゴ民主共和国の上カタンガ州Mufunga-Sampwe地区からの2症例で発見されました。一人目の症例は、10月6日より急性弛緩性麻痺を発症した11歳の小児でした。二人目の症例は、10月7日より症状が出現した29ヶ月の小児であり、一人目の患者と接触したことがわかっています。その分離株は全くの新種であり、以前に同国で流行した伝搬型ワクチン由来ポリオウイルス2型(cVDPV2)との関連性はありません。この地区は、2017年6月以来、伝搬型ワクチン由来ポリオウイルス2型(cVDPV2)が流行した四番目の地区にあたります。2017年6月の最初のアウトブレイクから、合計42人の伝搬型ワクチン由来ポリオウイルス2型(cVDPV2)の患者が確認され、2018年は20人が検出されています。






【出典】
Poliomyelitis - Democratic Republic of the Congo
Disease outbreak news
8 January 2019
https://www.who.int/csr/don/08-january-2019-poliovirus-drc/en/