名古屋港衛生管理運営協議会総会を開催しました

 平成31年2月26日に名古屋検疫所会議室において、名古屋港衛生管理運営協議会総会を開催しました。




○名古屋港衛生管理運営協議会の概要
 名古屋港では、行政機関、関係団体、港湾事業所等で名古屋港衛生管理運営協議会を組織し、感染症を媒介する衛生動物及び衛生害虫等の調査及び駆除、陸域の清掃及び消毒、水域の清掃、港湾関係者に対する衛生思想の普及等の活動を通じ、港湾区域の衛生状態の監視及び維持に努めており、毎年、総会を開催しています。
(写真は、開会挨拶を行う依田紀彦名古屋検疫所長(本協議会会長))




○平成30年名古屋港港湾区域衛生対策実施報告及び平成31年実施要綱について
 はじめに、平成30年(1月~12月)における、ねずみ族や蚊族などの感染症を媒介する動物に関する検疫所の調査結果や、関係機関・事業所等における駆除等の衛生対策実施状況についてとりまとめた報告書に沿って説明し、名古屋港の衛生状態について共有しました。
 また、翌年(平成31年)の衛生対策実施要綱として実施計画(案)を説明して委員の皆様の了承をいただき、引き続き実施する衛生対策について検疫所及び関係機関で確認しました。




○輸入コンテナからのねずみ族発見事例
 平成30年は、海外から輸入されたコンテナの開梱時に、ねずみ族の死体が発見されたとの通報が事業所等から複数ありました。発見されたねずみ族については検疫所職員が回収し、外来種と考えられる場合には専門家に種類の同定を依頼するとともに、ねずみ族が紛れていたコンテナや貨物については適切に消毒等を実施するよう事業所等に助言を行いました。当該事例を協議会総会の場で紹介し、輸入コンテナが海外からのねずみ族の重要な侵入経路となっていることや、コンテナ開梱時にねずみ族を発見した場合は検疫所へ御一報いただけるよう、参加関係機関及び所属事業所等への周知を依頼しました。




○平成26年のデング熱国内発生症例と蚊媒介感染症対策
 近年、海外との交流が増すにつれ、海外からの感染症等の侵入リスクも高まりつつあります。平成26年のデング熱国内発生症例以降、蚊媒介感染症については、水際のみならず、国内の大規模公園等の調査の必要性が高まっています。
 協議会総会では、平成26年のデング熱国内発生症例について紹介したのち、名古屋市生活衛生センターの伊藤靖之所長から名古屋市における蚊媒介感染症対策への取り組みについて、市内の大規模公園等における調査結果や、捕獲した蚊の病原体保有検査結果等について御紹介いただきました。
(写真は、説明される伊藤靖之名古屋市生活衛生センター所長)



 最後に、本協議会副会長である名古屋市保健所港保健センターの伊藤恭典所長から閉会挨拶をいただき、引き続き関係機関・事業所等が連携・協力し、名古屋港の衛生管理を推進していくことの重要性について触れていただきました。
(写真は、閉会挨拶される伊藤恭典名古屋市保健所港保健センター所長)


 協議会の開催にあたり、名古屋港管理組合、名古屋市保健所港保健センター、名古屋清港会、名古屋市生活衛生センター、中部運輸局、愛知県健康福祉部、愛知県港警察署、名古屋市保健所、名古屋市環境局、名古屋市港区、名古屋市港環境事務所、名古屋港振興協会、名古屋港運協会、東海倉庫協会名古屋部会、名古屋港湾福利厚生協会、名古屋木材組合、潮見発展協議会、日本飼料工業会中部支部及び各団体所属事業所等の皆様に御協力いただきましたことを、あらためて御礼申し上げます。