国名 | 中国 | 都市名 | 天津 |
(本資料は2004年度の海外巡回健康相談に際して得られた情報です)
医療事情 |
<受診制度>
- 日本と同じく開業医、診療所、病院へ本人の希望で自由に受診可能です。
SOS、Well be、龍頭クリニック以外は通訳が必要です。
<開業医に関して>
- 予約が必要です。(但し時間通りに行っても待たされる場合が多いです。)
- 診察に要する時間(通常の場合)は待ち時間を含めて15~30分かかります。
- いわゆる家庭医(ホームドクター)制度はありません。
- 土曜、休日に当番医に診てもらえる制度があります。
- 検査、レントゲンは開業医で受けることができます。
通訳はレントゲン室から出てしまう為、息を止めるタイミングがよくわからず(特に子供)正確な診断を受けられない可能性があるようです。
<病院に関して>
- 受診するには開業医の紹介は不要です。
- 日本とは体制が違い、自分で注射薬を薬局で購入する様に指示されたり、先に料金を払わされるなど戸惑うことがある。
<救急医療に関して>
- 救急車は24時間いつでも依頼出来ます。
- 救急車を呼ぶ時の番号は119です。
- 救急車は有料です。
- 急病になった時日本語で相談できる機関。
- 夜間救急外来は一般的に、ほとんど待たないで診察を受けることができます。
機関名:龍頭クリニック | 電話:8468-3339、(010-8731-0022) |
Well be MedicやSOSなどは、事前に会社又は個人で契約し入会していれば急病になった時に相談することができます。
<専門医に関して>
- 専門医は、家庭医に比べ割り増し料金がかかります。
<薬品に関して>
- 薬は開業医、病院の外来でもらうことができます。
- 町中の薬局で処方せんに応じて購入することができます。
- 抗生剤は処方せんがないと購入することができません。
- 多くの日本人は、現地で購入できる医薬品では不十分に感じ、日本からの薬品の郵送を希望している状況です。
<その他>
- 日本人がよく利用する医療機関
- 日本語での受診は不可能です。
- 診療科: 内科・外科・産婦人科
- 事前に予約をすれば通訳がつきます。
- 診療科:内科・外科・小児科・産婦人科
- Dr.名 :Dr.三島・Dr.有賀・Dr.戦・Dr.鈴木
- 日本語での受診は可能です。
- 日本人がよく利用する歯科医療機関
- 日本語での受診は不可能です。 英語は可能です。
- Dr.名 :春年
- 8381-7927
- 2328-5556
- 日本語での受診は可能です。
- 多くの人が、日本人専門診療所の開設を希望している状況です。
- 当地で問題となっている疾病は、以下のものです。
- かぜ
- 肝炎
- のどの痛み
- 腹痛(下痢、嘔吐)
- 高い発熱
- 発疹
- 糖尿病、痛風等の成人病(当地で発症する例も少なくない)
- 腰痛
- 病気、ケガをした場合現地医療機関での治療に満足している人は少ない状況です。現地邦人が不満に感じている点として、以下の事が挙げられています。
- 言葉の問題で病状や治療内容がわからない
- 医療施設が不備
- 消毒、処置等が不潔である
- ドクターのレベルが低い
- 医薬品の不備
- 日本に帰国して治療することを勧められるようなこともあります。
医療機関名: 天津中医学院第一付属医院
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電話:2336-6974、2336-6914 |
医療機関名: SOSインターナショナルクリニック
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電話:2532-0143 |
医療機関名:天津龍頭クリニック(家庭医)
| 電話:8468-3339 |
医療機関名: 天津愛歯口腔医療中心(家庭医)
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電話:8381-7666 |
医療機関名: 北京AEA | |
医療機関名:天津龍頭クリニック(家庭医)
| 電話:8468-3339 |