国名 | ルーマニア | 都市名 | ブカレスト |
(本資料は2008年度の海外巡回健康相談に際して得られた情報です)
医療事情 |
<受診制度>
- 国によっては、開業医からの紹介がなければ一般の病院での診察を受けられないことがありますが、ルーマニアでは原則的には医院、診療所、病院へ本人の希望で自由に受診することができます。
<開業医に関して>
- 予約が必要です。
- 診察に要する時間(通常の場合)は待ち時間を含めて30分以上かかります。
- いわゆる家庭医(ホームドクター)制度があります。
- 一般医院では血液検査、レントゲン撮影はできないので、別の場所へ移動して受ける必要があります。但し、民間クリニックや国立病院では施設内で受けることができます。
<病院に関して>
- 受診するには一般医の紹介は特に必要ありません。
- 緊急以外は予約が必要です。
<救急医療に関して>
- 救急車は24時間いつでも依頼出来ます。
- 救急車を呼ぶ時の電話番号は、112です。
- 救急車は外国人の場合は有料です。
- 急病になった時日本語で相談できる機関
- 夜間救急外来は一般的に、1時間程で診察を受けられます。
機関:日本大使館医務官 | 電話:021-319-1890 |
<専門医に関して>
- 専門医を受診すると一般医に比べ割増し料金がかかり ます。割増し率は施設により一定していません。
<薬品に関して>
- 薬は医師からの処方箋に応じて病院内または、町中の薬局で購入することが可能です。
- 薬の種類によっては処方箋がなくても購入できるものもあります。
- 現地で購入できる医薬品では量的にも質的にも不十分に感じ、西欧の先進国及び日本で薬品を購入して持ち込んでいます。日本で常用している薬は、現地では購入できない可能性があるので、日本から持ち込む必要があります。
<その他>
- 日本人がよく利用する医療機関
- Dr.名: Dr.Cornelia Nitpir
- 日本語での受診は不可能です。
- 診療科:内科.外科.小児科.産婦人科
電話:021-3179503~5 医療機関名:Floreasca Clinic
Emergency Hosptal電話:021-230-0106 - 日本人がよく利用する歯科医療機関
- 日本語での受診は不可能です。
- 当地で問題となっている疾病は、以下のものです。
- エイズ等の性感染症
- A型肝炎
- B型肝炎
- 狂犬病
- 細菌感染症による胃腸炎
- 破傷風
- 初夏ダニ脳炎
- 病気、ケガをした場合現地医療機関での治療に満足している人は少ない状況です。現地邦人が不満に感じている点として、以下の事が挙げられています。
- 言葉の問題で病状や治療内容がわからない
- 医療施設が不備
- 消毒、処置等が不潔である
- ドクターのレベルが低い
- 医薬品の不備
- 最新の医療レベルを必要とするもの、生命にかかわる病態の場合は、西欧先進国あるいは、日本での治療をすすめられます。
医療機関名: Spital Urgenta(国立) | 電話:212-2312 /212-0107/230-0106 |
医療機関名: Medicover | 電話:310-4411/310-4066 |
医療機関名:Dr.Victor babes(総合病院)
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医療機関名:Dent-A-America | 電話:021-231-1324 |