サッカーワールドカップ観戦にカタールへ渡航される方へ
楽しい観戦と健康な滞在の後に、スムーズに帰国・再入国していただくため、以下について確認及び手続きをお願いいたします。
1)新型コロナウイルス感染症について
○日本を出発する前に新型コロナワクチン接種証明書の準備を!
現地で日本への帰国便に搭乗する際に、有効な新型コロナワクチン接種証明書又は現地出国前72時間以内の検査(陰性)証明書の提示が必要です。いずれかの証明書を提示できない場合、航空機への搭乗を拒否されますので注意ください。
●有効なワクチン接種(3回)証明書の条件
https://www.forth.go.jp/news/000067740.pdf
カタールにおいて、検査(陰性)証明書の入手が困難な場合は、在カタール日本国大使館にご相談ください。
●在カタール日本国大使館: 「注意喚起」「出入国関係」をご一読ください。
https://www.qa.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00386.html
○スムーズに帰国していただくための手続き
帰国・入国されるすべての方が、専用のQRコードを作成し、入国時にそれを提示する必要があります。入国前にVisit Japan Webの入国手続きオンラインサービスを使って当該QRコードを作成しておくと、成田空港での検疫をスムーズに通過する(ファストトラック)ことが出来ます。
●デジタル庁 Visit
Japan Web 入国手続オンラインサービス
●厚生労働省 日本へ入国・帰国する皆様へ ファストトラックとは
https://www.hco.mhlw.go.jp/#news
2)中東呼吸器症候群(MERS)
MERSは、2012年にサウジアラビアで初めて確認されたコロナウイルス(MERS‐CoV)によって起こるウイルス性呼吸器疾患です。カタールにおいては、2022年に2名の確定感染者(うち1名死亡)が報告されています。MERSは感染症法において二類感染症に指定されています。以下に該当する方で感染が疑われる人は、日本入国後1日2回の体温の報告が必要となる検疫(健康監視)の対象となります。
◎加熱が不十分な食品(未殺菌のラクダ乳や生肉など)や不衛生な状況で調理された料理を摂食した方
◎MERSと確定された方との接触や、動物(ヒトコブラクダを含む)の唾液を浴びた方など
旅行中に心配なできことがあった方は、帰国時に検疫官にお申し出ください。
●カタール国における中東呼吸器症候群(MERS-CoV)の発生について(FORTH)
https://www.forth.go.jp/topics/202200514_00003.html
3)その他
○カタールの気候や感染症に注意
カタールは日本の気候とは異なり、雨が非常に少ないわりに海に囲まれているため湿度が高く、気温が高いため、熱中症や脱水症状に注意してください。
また、砂嵐による細かい砂塵による呼吸器疾患にも注意が必要です。
●厚生労働省検疫所ホームページ(FORTH) 中東地域
https://www.forth.go.jp/destinations/country/tme_area.html
●外務省ホームページ 世界の医療事情(カタール)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/quatar.html
●外務省海外安全ホームページ:カタール危険・スポット・広域情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_048.html#ad-image-0