記事日付 | 20090116 |
タイトル | 黄熱-アルゼンチン:(ミシオネスMN) 南米(03)、疑い |
国名 | アルゼンチン   |
感染症名 | 黄熱 |
概要 | ミシオネスMisiones州内で、3人が黄熱感染により死亡している |
和文 | http://www.elargentino.com/nota-24335-Una-mujer-murio-por-un-cuadro-de-fiebre-amarilla.html これまでにミシオネスMisiones州内で、3人が黄熱感染により死亡している。病院到着時に、この患者は危険な状態であった。黄熱のワクチンは接種されていなかった。この36才の女性は、ポサダスPosadas市の病院で、黄熱ウイルス感染に矛盾しない症状により死亡した。この死亡によって、州都内で黄熱感染が疑われる死亡例は3例となった。11日に危険状態で病院に到着した数時間後に死亡し、到着時の状態として、頭痛を伴う発熱・腹痛・嘔気・嘔吐と、典型的な黄熱の皮膚症状である黄疸が認められた。これらの所見から、現地保健当局は直ちに黄熱ウイルス感染についての初期検査を行っている。この女性はZapiola and Tambor de Tacuari streetsの交差部在住で、黄熱ウイルスに対するワクチン接種を受けておらず、最近recent days 市外へ出たことはなく、北部にあるこの州の森林地帯に足を踏み入れたこともない。関係者の話によると、患者はここ数ヶ月間健康に問題を抱え、体重が減少し、慢性疾患も持っていた。市内に独りで住んでおり、家族は元々住んでいた州内の内陸部に移住してしまっている。現在、このほかに、ポサダス市近郊のAlta Gracia在住で、黄熱感染と見られるサルの死亡が発見された森林地帯で森林伐採に従事していた、男性1名と若年者1名の2人の死亡例が、黄熱感染によるものと疑われている。 関連項目 20081231.4119 [Mod.TY注-アルゼンチンの北東端のMisiones州や、近郊の Rio Grande do Sul Brazilを含む地域は、現在森林型黄熱YF感染伝播の盛んな地域である。最近発生した患者らは明らかに森林型ウイルス伝播の結果であるが、今回の最新の患者は、もし黄熱感染と確定されれば、森林型との関連性は明らかではない。_Aedes aegypti_ ネッタイシマカによる都市型感染伝播である可能性も浮上してくる。万が一黄熱であることが判明したなら、Posadas市の住民らは黄熱ウイルスに対するワクチン接種を受けるのが望ましい。] 地図 Argentina showing Misiones province in the northeastern corner of the country http://www.lib.utexas.edu/maps/americas/argentina_pol96.jpg |
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