感染症速報詳細

記事日付 20090123
タイトル 鳥インフルエンザ流行状況−インドネシア
国名 インドネシア    
感染症名 鳥インフルエンザ
概要 インドネシア保健省は、新たにH5N1型鳥インフルエンザ感染が確定した2例を発表した。
和文 インドネシア保健省は、新たにH5N1型鳥インフルエンザ感染が確定した2例を発表した。1例目は、Banten州Tangerang District(地区)の29歳女性で、2008年12月11日に発症し12月13日に入院、12月16日に死亡した。感染源調査の結果、彼女は、鶏肉を含む生鮮食品を購入するために、毎日、ウェットマーケット(生鮮市場)を訪れていたことが示された。家族内の接触者が医学的監視下におかれたが、新たな発病者は現れなかった。

2例目はWest Java州Bekasi市の5歳女児で、2008年12月23日に発症し、12月27日に入院、2009年1月2日に死亡した。感染源調査の結果、発症日の2日前に、鶏肉と鶏卵を購入するためにウェットマーケットを訪れたことが示された。接触者は医学的監視下におかれたが、新たな発病者は現れなかった。

両症例共に確定検査が実施され、H5N1型鳥インフルエンザウイルスが確認された。

インドネシアでは、これまでに141名の患者が確定され、115名が死亡している。
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