感染症速報詳細

記事日付 20090116
タイトル エボラ出血熱-コンゴDR(05):カサイオクシデンタルKS
国名 コンゴDR    
感染症名 エボラ出血熱
概要 新たに7人が致死性のエボラウイルス陽性となり、確定および疑い患者数の合計は46人となった
和文 http://www.thetimes.co.za/News/Article.aspx?id=918569
コンゴ民主共和国the Democratic Republic of the Congo [Congo DR]内で、検査により、新たに7人が致死性のエボラウイルス陽性となり、確定および疑い患者数の合計は46人となったことが、国境なき医師団により明らかになった。死亡した14人は、すべて出血熱症状を発症したが、検査によりエボラウイルス感染であったと証明されたのは、1名のみである。死亡患者はすべてwestern Kasai [Kasai Occidental province]で発生した。2008年、この農村部の地域で、約187人がエボラ出血熱により死亡している。エボラの感染による致死率は最大90%で、血液、分泌物との直接の接触や、汚染物質を介して感染が伝播される。6日、隣国のアンゴラは、感染拡大防止のため、北東部のコンゴDRとの国境を閉鎖した。
[ModCP注-前回の報告にあるとおり、エボラ出血熱と確定診断された患者は7人のままである。確定および疑い患者数の合計は46人に増えた。エボラ出血熱の症状を呈した死亡患者は14人だが、検査で確定された死亡患者は1人のみである。依然として、感染流行は複雑で、複数の病原体が関与している疑いがある。]
地図1 the Democratic Republic of the Congo http://www.lib.utexas.edu/maps/africa/congo_demrep_pol98.jpg
地図2 Mweka District (the site of the outbreak) http://en.wikipedia.org/wiki/Mweka,_Democratic_Republic_of_the_Congo

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