記事日付 | 20090117 |
タイトル | オウム病-ロシア:(クルガンKGN、オレンブルグORE) |
国名 | ロシア   |
感染症名 | オウム病 |
概要 | カザフスタンから密輸されたオウムやカナリアにより21人が感染した |
和文 | http://www.nr2.ru/chel/215422.html Rospotrebnadzor当局に入った情報では、2008年12月30日から2009年1月13日までの期間にPetuhovsky district(Kurgan region)において、21例のオウム病患者が報告されている。いずれの患者も入院しているが、重症者はいない。調査の結果、感染源はオウムとカナリアで、ロシアとカザフスタンとの国境の監視所で密輸業者から押収された多数の鳥類の一部である。2008年11-12月にも、Akbulaksky district(the Orenburg region)において15例の感染が報告されている。これらの症例もオウムやカナリアに関係し、カザフスタン共和国からロシアに持ち込もうと密輸業者が集めていたところを押収された、1500羽以上の鳥類のうちの一部であった。当局はカザフスタンからの特にdecorative birdsに注意を払っている。 [Mod.NP注-1月15日の別情報 http://www.izvestia.ru/wellness/article3124355/ によると、12月中旬にカザフスタンから持ち込まれようとしていた密輸の鳥類の一群が、Petuhovsky districtで国境警備隊に押収された。鳥類の一部はすでに死亡していた。...すべての鳥類は処分されたと見られる。生きていた鳥類は売りさばかれる目的に盗まれたり、獣医師が友人や家族に贈っていた。これらの鳥類に暴露した21人が肺炎を発症し、うち2人は妊婦である。] [Mod.LL注-_Chlamydophila psittaci_ はおよそ 100種類の鳥類から検出されているが、ヒトでの_C. psittaci_ 感染はほとんどがペットのオウム科のトリからである。しかし、doves, pigeons, birds of prey, and shore birdsなどからの報告もある。Psittacosis, also known as ornithosis or parrot fever,は、_Chlamydophila psittaci_によるヒトの疾患で、元来、parakeetsインコ, parrotsオウム, and cockatielsオカメインコなどのオウム科の鳥類と関連するものの、シチメンチョウ、カモ、ハト、キジなどの他種の鳥類にも感染する。一般的にヒトの感染は、感染した鳥類の糞尿に大量に排泄される細菌を含んだ埃の吸入によって成立する。検査や治療が行われていない密輸のdecorative birdsは重大な感染源となりうる。呼吸器感染は、通常血清学的に診断されるが、未治療であれば死亡する可能性がある。診断された患者の多くは鳥類と直接の接触があったが、感染がたとえば芝刈りのときの草や土壌中の汚染物質の吸入により、間接的に成立することもある。このような感染流行があるため、放し飼いの鳥類が頻繁に訪れる地域において、芝刈りのような屋外活動をする際に鳥類やその排泄物に接触する可能性があるときは、防護装備が推奨されている。オウム科の鳥類との接触のある職業の就業者として、ペットショップの従業員、家禽業者、家禽精肉業者、獣医師などある] 地図1 Both of the areas border with Kazakhstan http://en.wikipedia.org/wiki/Kurgan_Oblast 地図2 http://en.wikipedia.org/wiki/Orenburg |
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