記事日付 | 20090122 |
タイトル | 鳥インフルエンザ-中国:(貴州省GZ)、ヒト(12) |
国名 | 中国   |
感染症名 | 鳥インフルエンザ |
概要 | [2] 鳥インフルエンザの感染流行の可能性が高まっている証拠はないと、衛生省が声明を出した |
和文 | http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jsEhZC8Kj_VGJEltw0sx4xIh7GMg 中国政府当局は21日、2009年1月中に鳥インフルエンザにより3人が死亡し、4人目の患者も危険な状態にあることから高まっている、鳥インフルエンザのパンデミックへの懸念の鎮静化に努めている。現在、鳥インフルエンザの感染流行の可能性が高まっている証拠はないと、衛生省からFAXで送付された声明の中で述べられている。これら4人の患者は別々の省で発生しており、患者の間に関連性はなく、弧発発生例であると衛生省は述べている。20日に湖南省で、16才の少年がH5N1鳥インフルエンザにより死亡した。17日にも、東部山東省で27才女性が鳥インフルエンザにより死亡しており、初発死亡患者は、5日に北京で死亡した19才女性であった。一方、北部山西省では、2才少女は依然として危険な状態であり、この女児の母親も重症肺炎により1月に死亡しているため、この母親も実は鳥インフルエンザに感染しており、娘に感染したとの懸念が高まった。衛生省によると、母親の検体は採取されていないため、鳥インフルエンザ感染の有無を確認する検査を実施することは不可能としながらも、母から少女に鳥インフルエンザが感染した可能性は低いと付け加えられている。患児の母親が鳥インフルエンザに感染していたかどうかは定かではないが、患児は生きた家禽のいる市場に行っており、患児の感染は家禽市場での曝露か、他の明らかでない曝露によって成立した可能性が最も高いとしている。中国は世界最多の家禽を有し、農村部では多くのニワトリがヒトと接近した場所で飼育されているため、鳥インフルエンザの流行リスクが最も高い国の1つと考えられている。WHOによると、2003年以降に世界中で約250人の鳥インフルエンザによる死者があり、中国でウイルスの再興した2003年以降に報告された死者は23人となった。 [ModCP注-2009年1月初めの3週間に、4人の鳥インフルエンザ感染患者が報告された。中国では2008年2月以来の報告で、4つの異なる省での発生であり、関連性はないものと見られている。いずれの患者にも、発病した家禽との接触が認められている。患者から接触者や扶養者への、ヒト-ヒト感染が生じた証拠は認められていない。2才の患児が母親から感染したかどうかについては、母親の臨床検体が入手できないため、未解決のままである。上記報告の中の16才の壮年の死亡により、中国で記録されたA/H5N1鳥インフルエンザウイルス感染患者は34例となり、このうちで23人目の死者となった。2009年の始めに確認された4人の患者のうち3人が死亡し、1人は危険な状態にある] 地図 the provinces of China http://www.sacu.org/provmap.html |
原文リンク |