記事日付 | 20090122 |
タイトル | 鳥インフルエンザ-インドネシア:ヒト(13) |
国名 | インドネシア   |
感染症名 | 鳥インフルエンザ |
概要 | 2人のインドネシア人が鳥インフルエンザ感染により死亡し、国内の死者は115人になった |
和文 | http://www.usatoday.com/news/health/2009-01-21-indonesia-birdflu_N.htm?csp=34 明らかな発病したニワトリとの接触のあった2人のインドネシア人が鳥インフルエンザ感染により死亡し、国内の死者は115人になったことを、21日保健省が明らかにした。声明によると、2日、Bekasi(West Java)の6才少女が 死亡した。この少女は、市場で両親とともにニワトリを購入した後発病し、1週間の入院があった。2008年12月16日には、首都ジャカルタJakartaの直近にあるTangerangで29才の女性が死亡した。市場に行ったのちにインフルエンザ様症状を発症し、その5日後に病院で死亡した。2ヶ所での検査の結果、H5N1鳥インフルエンザウイルスの感染が確認されている。2003年にアジアで鳥インフルエンザが再興して以来、インドネシア政府当局は定期的にヒトでの死亡を報告している。2005年に初めての患者が報告された。WHOによる世界中で報告された死亡者数249人のうち、インドネシアの総死亡者数は113人である。北京では、衛生省が21日に、中国国内で1月中に4人の患者が報告されているが、鳥インフルエンザの流行とは考えていない旨を発表した。死亡は、離れた地域に散発し、相互関係も見られず、H5N1ウイルスの重大な変異も見つかっていないとしている。...インドネシアは変異の起きやすい場所hotspotと考えられているが、同国の保健相は過去2年以上にわたり、WHOにウイルス検体を提供することを拒んでいる。同相は、製薬会社はこの検体を使用して、自国民の手の届かないような(値段の)ワクチンを製造するだろうと、主張している。インドネシアの政策によって、ウイルスがさらに危険な型に変異したことを見極めることが困難になっていると、批判されている。 [ModCP注-今回の2人のインドネシアでの鳥インフルエンザによる死者の発生により合計115人となった。17日にTangerangの病院で死亡した43才女性1名が、鳥インフルエンザの感染を疑われているが、これまで確定されていない(しかし、同定に混乱があり、今回の2人の患者のうちの1人かも知れない)。] 地図 Bekasi and Tangeranag on the island of Java close to Jakarta http://healthmap.org/promed/en?v=-2.6,120.9,5 |
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