記事日付 | 20090124 |
タイトル | ラッサ熱-英国:ナイジェリアから |
国名 | 英国   |
感染症名 | ラッサ熱 |
概要 | アフリカへの旅行者、ラッサ熱に感染 |
和文 | http://www.channel4.com/news/articles/society/health/africa+traveller+has+lassa+fever/2909847 保健関係筋によると、聴力障害などをおこすこともある、ラッサ熱Lassa feverに感染した患者1名が病院で治療を受けている。この患者はナイジェリアを旅行後に英国に帰国し、現在はロンドンLondon北部のthe Royal Free Hospital内の高度隔離感染症病棟に入院中である。当局は、この患者は弧発例であり一般市民への影響はないとしている。ラッサ熱は、ナイジェリアのほか、シエラレオネ、リベリア、ギニア、中央アフリカ共和国に地方病感染する、ラッサウイルスを原因とする疾患である。これらの国々では、毎年数十万人が感染し、欧州や米国において、アフリカから輸入された患者も発生している。マリ、セネガル、コンゴ民主共和国などの他のアフリカ諸国でも感染が発生している。ラッサウイルスに感染しても10人中およそ8人までが軽症または無症状であるが、患者の20%は重症化する。症状としては、発熱、頭痛、咽頭痛、咳、吐き気、嘔吐、下痢、筋肉痛などがある。全患者の約2%が原疾患により死亡し、特に妊娠末期の女性の死亡率が高い。主な合併症として、deafness(聴力障害)がある。 情報 World Health Organisation Web site http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs179/en/index.html |
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