記事日付 | 20090127 |
タイトル | 原因不明の死亡-台湾:脳炎疑い、情報提供依頼RFI |
国名 | 台湾   |
感染症名 | 原因不明の死亡 |
概要 | [1] 台南で4人の小学生が原因不明のウイルスに感染。1人死亡、1人重症 |
和文 | http://huaxia.com/xw/twxw/2009/01/1300542.html 台湾のメディアは、軽いかぜ症状が受診から1日で悪化したという同様の症状の、4人の小学生について報道している。原因不明の疾患によるものと見られ、1人は死亡した。報告によると、発病した4人の小学生は当初かぜを引いたと思われていたが、1日のうちに急激に状態が悪くなった。このうち、少女1人は救命し得ず、もう1人の小児が重症となっている。病院はインフルエンザや胃腸感染ではないとしている。原因不明の病原体による、急性脳炎が疑われている。死亡患者の遺体は、台湾CDCに送付され解析されている。患者の脳、肝臓、心臓と造血機能が障害を受けていたことを明らかにした。しかし、原因についての発表には、2週間以上かかるとしている。CDCの責任者は、患者はそれぞれ散発性に発生しており、微生物その他の病原体によるもであるか、直ちに判断できないと述べた。 [2] 9才の小児死亡、急性脳炎の可能性 情報源: News PC Home, Taiwan [machine translated,]、2009年1月24日。 http://news.pchome.com.tw/living/tvbs/20090124/index-12327286183349939009.html 台湾において、9才の少女が、咳と腹部症状を訴え、インフルエンザが疑われたため、医療機関を受診した。1週間のあいだに昏睡状態となった:同時期に同じ症状を呈した別の子供らも集中治療室ICU [intensive care unit]に入院となった。台湾CDCによると、脳炎が疑われているが、現在も病因は確定されていないという。台南の各都市と郡の積極的サーベイランスにより、死者は1人であり、2例目となる重症患者がICUに入院中である。病状の経過は急速で、インフルエンザウイルスやエンテロウイルス感染は否定されている。CDC副局長は、15日にこの9才の少女が入院したときには、腹部症状を訴えていたが、急速に状態が悪化したと述べた。この9才の少女は、当初自宅で軽い咳と呼吸器の不快症状を訴えていた:嘔吐を伴う腹部症状があり、医院を受診した後、24時間が経たないうち昏睡状態となり、大病院に転送されたが、入院の2日後に死亡した。現在のところ、原因となる病原体は見つかっていないが、患者は脳、肝、心臓、造血機能に障害が見られた。検体が採取されており、検査結果の判明には2週間以上を要すると見られている。この2人の患者は別の地域に住んでおり、関連性はなく、集団発生とは考えていないと、当局者は述べた。 [Mod.MPP注-...20090118.0223において、2008年12月に台湾で、7人がenterovirus 71 infectionと診断されたことが報告されている。] 地図 Tawain、Tainan province is in the southwestern part of the country http://www.lib.utexas.edu/maps/middle_east_and_asia/taiwan_pol92.jpg |
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