感染症速報詳細

記事日付 20090127
タイトル 黄色ブドウ球菌、MRSA-米国:(アイオワIA,イリノイIL)、ヒト、ブタ
国名 米国 イリノイIL   
感染症名 黄色ブドウ球菌
概要 2ヶ所の養豚場のブタと従業員のMRSA保菌(70%の施設と0%の施設)
和文 http://www.brightsurf.com/news/headlines/42671/Study_finds_MRSA_in_Midwestern_swine_workers.html
本研究結果より、2ヶ所の共同養豚/精製システムのうちの1ヶ所において、ブタの間で、MRSA [methicillin-resistant _Staphylococcus aureus_ メチシリン耐性黄色ブドウ球菌]の感染が非常に一般的であることが明らかになったと、アイオワ公衆衛生大学の准教授が述べた。 ST398はヒトでも動物でも見られることから、両者間に感染伝播があることが示唆され、MRSAが導入されれば、ブタにも飼育者にも感染が広がり、家畜動物が重要な宿主と成る可能性がある、と指摘している。"staph," とも呼ばれる_Staphylococcus aureus_(黄色ブドウ球菌)は、健康なヒトの皮膚や鼻の常在菌で、MRSAは、通常治療に用いられる抗生物質の多くに耐性を示すブドウ球菌を指す。2005年、米国内の94000件の感染症と18000人以上の死亡の原因であったと見られている。MRSAは、ウマ、ウシ、イヌ、ネコ、ブタなどの多くの動物で確認されている。カナダやオランダでは、ブタやブタの飼育者の多くがMRSAを保菌しているとの研究報告がある。米国で確認されたのは本件が初めてである。研究者らは、アイオワIowa州とイリノイIllinois州の2ヶ所の生産システムにおいて、299頭のブタと20人の農場の従業員の鼻のスワブ(拭い検体)を解析した。Production System A,では、全体の MRSAの蔓延率は、 70 percent in swine and 64 percent in workersだった。 Production System Bでは、all swine and human samples were negative for MRSAだった。...以下、Aでは、異なる種を飼育し、システムが古いことなどが指摘されていることなど、原文参照願います

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