記事日付 | 20090131 |
タイトル | ムンプス-英国:(ウェールズWLS) |
国名 | 英国   |
感染症名 | ムンプス |
概要 | 16例のムンプス患者確認、ワクチン接種の呼びかけ |
和文 | http://news.bbc.co.uk/1/hi/wales/north_west/7848857.stm 2008年12月に[the Isle of] Anglesey and Gwyneddで16例のムンプス感染が確認されたことを受け、the MMR [measles麻疹,mumpsムンプス and rubella風疹] ワクチンの接種を受けているか、直ちに確認するよう呼びかけられている。The National Public Health Service for Wales (NPHS ウェールズの政府公衆衛生局)は、患者のうちの15人には2回目のMMRワクチンを接種勧告を行っていたことを明らかにした。Amlwch on Angleseyの合計10人のsecondary school pupils(中学生)は、感染のため自宅へ戻された。 いずれの患者も、2008年12月27日以降の発症である。小児期の定期接種であるMMRワクチン接種を受けていれば、通常ムンプスには感染しにくいと当局は説明している。感染症管理局の博士は、「MMRワクチンは、麻疹と風疹に対し極めて効果的で、2回の接種を受けていれば99%の症例で長期間防御効果がある。しかし、MMRのムンプス感染への効果は、他のワクチンよりは高いものの、麻疹や風疹に対する高い効果に比べると低い。」ことを認めた。博士によると、MMRの1回接種によるムンプスへの防御効果は接種者の約65%に見られ、2回接種によりおよそ85%に改善するという。このため、多くはないものの、MMR接種者のムンプス感染が発生する可能性はあると述べた。AngleseyのMMR upake(接種率)は非常に高く、ほとんどの生徒は免疫がある。しかし、16歳以上の青年は、1996年に導入された、就学前の2回目のMMRワクチン接種には間に合わず、よりムンプス感受性(感染しやすさ)が高いかも知れないので、すぐに2回目の接種を必要とすると述べた。ムンプスは咳やくしゃみにより感染が広がり、また濃厚接触により直接伝播される。あごのえらの片側もしくは両側が腫れる。その数日前から、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、食欲低下など症状が見られる。このような症状が見られる場合は、すぐに医療機関を受診し、感染力がなくなるまでの、腫れてから5日間は、学校や職場を休むことが勧められている。... |
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