記事日付 | 20090211 |
タイトル | デング熱-ブラジル: |
国名 | ブラジル   |
感染症名 | デング熱 |
概要 | DHFによると見られる死者2例が発生した [1] ブラジル (ミナスジェライスMinas Gerais) |
和文 | http://www.hojeemdia.com.br/v2/busca/index.php?sessao=10&data_edicao_anterior=2009-02-06&ver=1¬icia=8768 ミナスジェライス州で3番目にネッタイシマカの蔓延率が高い(6.9%)Coronel Fabriciano市で、新たにDHFによると見られる死者2例が発生し、当局は一層の対策を迫られている。人口およそ105000人の住民らに対して、デングウイルス感染への感受性を減少させて症状を緩和する、2drops(滴・錠?)のhomeopathic remedy(ホメオパシー療法)が無料で行われることになった。この新しい治療法は、マカエMacae (Rio de Janeiro)市公衆衛生局で行われていたもので、近隣の地域ではデング熱患者が300%増加する中、マカエ市では患者数が激減したと、専門家らが述べた。この製品が配布されてからは、報告されるデング熱症例数が、2007年との比較で最大65%減少した。2008年の初めの3ヶ月間では、2007年同期から93%の減少となった。感染流行期のピークにこの薬剤の使用を開始し、2008年は例年より早い時期に患者の減少が見られた。この薬剤は出血を減らす作用もある。この治療法は次の3剤から構成されている:phosphorus(リン), _Eupatorium_(a North American plant), and extract of _Crotalus horridus_ rattlesnake venom。.... [Mod.TY注-この報告では、the homeopathic treatment がデング熱の発生を減らし、出血を減少させると主張されている。Macae市での実施例はanecdotal(1例に過ぎない)。残念ながら、実験的にこの治療が確かめられるための、デング熱感染の動物モデルは存在しない。この治療法の効果や安全性を確かめるためには、よくデザインされた二重盲検法による薬剤/プラセボ間のfield trial(試験)を行う必要がある。...Coronel Fabriciano city、Belo Horizonteに関する発生状況を伝えるサイトの紹介(URL),原文参照願います] [2] ブラジル (マトグロッソ Mato Grosso) 226例が報告された 情報源: So Noticias, A Gazeta report [in Portuguese]、2009年2月3日。 http://www.sonoticias.com.br/mostra.php?id=82034 Rosario Oeste (128 km north of Cuiaba)の市長は、市内でのデング熱感染流行発生を受け、非常事態を宣言するよう政府に働きかけた。2008年12月から2009年1月にかけて、226例が報告された。このうち、19例がデング熱と確定診断され、3例は重症DHFであった。...2005から006年にRosario Oesteでは初めてのデング熱感染流行が発生し、218例の古典的デング熱患者が報告された。 地図 Rosario Oeste in Mato Grosso state http://www.maplandia.com/brazil/mato-grosso/rosario-oeste/ [3] ブラジル(アクレ Acre) 州内初のDHFによる死者が発生した 情報源: Pagina 20 [in Portuguese]、2009年2月7日。 http://www.pagina20.com.br/index.php?option=com_content&task=view&id=4081&Itemid=14 アクレ州保健当局長は6日、2009年の州内初のDHFによる死者が発生したことを公表した。患者は31才で、the 6 de Agosto地区の住民である。... [4]ブラジル (バイア Bahia) 2700例の感染が報告されている 情報源: Correio [in Portuguese]、2009年2月6日。 http://correio24horas.globo.com/noticias/noticia.asp?codigo=18060&mdl=50 Itabunaイタブナ, Jequieジェキエ, and Porto Seguroポルトセグロの各地域で発生したデング熱患者のおよそ70%は、9歳以下の小児である。最も被害が深刻な Porto Seguroでは、デング熱により2人が死亡し、イタブナでも1日で6人がデング熱による入院となった。ポルトセグロでは、2009年になって74例の患者が報告されており、60%が小児であった。検査で確定診断されたのは36例である。同じく警戒域にあると考えられているイタブナでは、1月第3週に131人がデング熱感染を疑われて入院となった。このうち3人がDHFで、80%が2-9才の小児であった。2型ウイルスによる4歳児のデング熱患者の死亡が、the Maria da Penhaで発生している。ジュキエでは2009年初から感染流行が発生しており、7才の少年が死亡したほか、2700例の感染が報告されている。イタブナにおいて感染が集中している地域は、4ヶ所のperipheral neighborhoods in the city (Sao Caetano, Urbis 4, Sandoval Palmeira, and California)である。他の地域と異なり、州西部のバレイラスBarreirasでは、小児の占める割合がわずか16%となっている。2009年の患者数は98例である。小児1名のDHFが確認されている。2009年に報告された症例1955例の内訳など(48 were in the capital、最悪のJequieは1247例、64.4% 12例のDHF ;5 in Jequie, 1 each in Apuarema, Barrieras, Camacari, Castro Alves, Itabuna, Manoel Vitorino, and Salvador). [5] ブラジル (リオデジャネイロ Rio de Janeiro) 患者数は567例で、死者は6人である 情報源: O Globo [in Portuguese]、2009年2月6日。 http://oglobo.globo.com/rio/mat/2009/02/06/estado-do-rio-teve-567-casos-de-dengue-com-seis-mortes-sob-investigacao-754294687.asp 4日現在、リオデジャネイロRio de Janeiro州の2009年に記録され、デング熱の調査が行われている患者数は567例で、死者は6人である(one in Sao Joao do Meriti, one in Queimados, 3 in Rio de Janeiro, and one in Duque de Caxias) 。Rio de Janeiro (239 [cases]), Itaborai (62), Angra dos Reis (46), Nova Iguacu (43), and Araruama (27)で、15-49才までの患者が最も多く報告されている。 |
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