感染症速報詳細

記事日付 20090217
タイトル デング熱-ブラジル:
国名 ブラジル    
感染症名 デング熱
概要 [1] ブラジル (Bahia バイア)
2009年の州内で4人目の、デング熱による小児の死亡患者を確認した
和文 http://correio24horas.globo.com/noticias/noticia.asp?codigo=18520&mdl=50
Bahia州保健当局は11日、2009年の州内で4人目となる、デング熱による小児の死亡患者を確認した。8日早朝のPorto Seguroポルトセグロ・Luiz Eduardo Magalhaes Hospitalにおける11才の少年の死亡が、11日に確認された。これまでに確定された4人の死亡例以外にも、2009年1月以降、さらに6人の死亡者のデング熱感染が疑われている。このうちの5人はジュキエJequie、ポルトセグロPorto Seguro および イタブナItabunaの各市の小児であり、もう1人はJequieで死亡した27才の女性であった。Jequieではすでに2637人の患者が認められており、これは州内の合計患者数の60%を占めている。2009年初めより州内の広い範囲で、4272人のデング熱患者と36人のデング出血熱が報告されている(州都Salvadorでは84人)。2008年、州全体のデング熱の患者数は116%増加した。
地図 Brazil showing the states http://www.lib.utexas.edu/maps/americas/brazil.jpg
[2] ブラジル (Espiritu Santo エスピリトゥサント)
2009年1月に3212人のデング患者が報告されている
情報源:Abril [Portuguese]、2009年2月11日。
http://www.abril.com.br/noticias/brasil/balanco-dengue-indica-inicio-epidemia-265216.shtml
Espirito Santoでは、2009年1月に3212人のデング患者が報告されており、州内では流行の始まりが示唆されている。州保健当局によると、昨年同時期の患者数758人の4倍である。2月1日の週だけで、州内で1011人の患者が発生した。当局は、過去2年間からの予測に基づいて、雨期後の3月に患者のピークが始まると見込んでいる。昨年12月には1495人であったデング患者は、今年1月には3212人の患者の感染が疑われている。2008年のピーク時の3月には、3636人の患者が報告されている。

原文リンク