記事日付 | 20090209 |
タイトル | 鳥インフルエンザ-エジプト:(AL MINYA MN)、ヒト(31) |
国名 | エジプト   |
感染症名 | 鳥インフルエンザ |
概要 | [1] 生後18ヶ月の男児が鳥インフルエンザに感染した |
和文 | エジプト人の男児1名が鳥インフルエンザウイルスに感染したことが、8日、保健相の話として報じられた。先週発生した2例目の患者であり、2006年のエジプトでのウイルス感染発生開始以来55例目となった。このエジプト中央部Minia県の生後18ヶ月の男児は、死亡した鳥類との接触後の6日に発症し、7日に入院となった。この患児には抗ウイルス薬Tamifluが投与されており、現在状態は安定していると保健省当局が述べた。4日にも同省は、スエズSuez県の2才の男児1名がウイルス感染により入院中であることを報告している。エジプトは、家禽の処分に対して農家への補償を行っていない、唯一の鳥インフルエンザ発生国である。多くの専門家らは、新たな感染流行を迅速に確認するための最良の方法であると指摘している。エジプトのおよそ500万世帯にとって、家禽は食糧源と収入源となっている。2003年以来、世界中の15カ国で404人が鳥インフルエンザウイルスに感染し、このうち254人が死亡している。30億羽以上の鳥類が処分された。エジプトは、アジア以外では最も患者数が多い。 [2] 幼児1名が鳥インフルエンザウイルスに感染し、国内の患者は55人となった 情報源: China view, Xinhua News Agency 、2009年2月8日。 http://news.xinhuanet.com/english/2009-02/09/content_10784501.htm エジプト南部[中部?]の幼児1名が鳥インフルエンザウイルスに感染し、国内の患者は55人となったと、8日保健省が発表した。同省大臣は声明の中で、1歳半のこの男児は、感染した鳥類との接触後に、6日発症したことを明かにした。カイロCairoからおおそ220km離れたthe Upper Egyptian governorateのMinia県出身のこの男児は、抗ウイルス薬Tamifluによる治療を受け、現在状態は安定しているとされている。エジプトは、アジア以外では、最もこの致死性鳥インフルエンザウイルス感染が多く発生している国である。2006年2月の初めて死亡した家禽でのH5N1ウイルス確認の後、同年3月には最初のヒトでの感染例が発生したことが報告されている。この人口密集のある国での鳥インフルエンザによる死者は23人となっている。WHOによると、5日現在15カ国のおよそ405人がこのウイルスに感染し、うち254人が死亡している。 [ModCP注-最も新しい3人のエジプトの患者は全て、感染した家禽との接触のあった別々の県の幼児であった。] 地図 the governorates of Egypt、Al Minya governorate is located at 15 http://en.wikipedia.org/wiki/Governorates_of_Egypt |
原文リンク |