記事日付 | 20090227 |
タイトル | ハンタウイルス感染-パラグアイ:最新状況2009、米大陸(04) |
国名 | パラグアイ   |
感染症名 | ハンタウイルス感染 |
概要 | |
和文 | http://www.abc.com.py/2009-02-25/articulos/498792/reportan-dos-casos-de-hantavirus-en-el-chaco Chaco地方では2009年初の2例のハンタウイルス感染症が報告された。いずれもPresidente Hayesプレジデンテアィエスの住民で、1人は死亡した。2008年に多数の感染者が発生した、the La Patria area に関する調査は続いている。Chacoの2009年の初めての2例の患者らは、Tte(Esteban Martinez)の37才と、死亡したNueva Mestreの30才の2人の男性で、2人とも農場労働者であった。2009年には患者が発生していないthe La Patria areaだが、2008年には9人にハンタウイルスが連鎖感染する流行が発生し、うち4人が死亡している。齧歯類(_Calomys laucha_)の排泄物を通じてウイルスは拡大し、ウイルスを含んだ埃を吸入することで感染がおきる。感染は急性で呼吸困難の原因となり、死亡する危険性もある。またある研究では、ヒトの唾液からもハンタウイルスが検出され、ヒトからヒトへの感染が生じる可能性がある。2005-2007年の間の公式記録によると、56例のハンタウイルス感染陽性者が確認され、うち12人が死亡している。1987年以降、cenral Chacoでもハンタウイルス感染が確認されるようになり、過去20年で200人以上が感染し、30人が死亡していると現地では報道されている。Caaguazu, San Pedro, and Itapua [departments]でも感染患者が発生している。... [Mod.TY注-小型のvesper mouse( _Calomys laucha_)は、パラグアイ西部 central ChacoにおけるLaguna Negra hantavirus の主要な齧歯類宿主である。このウイルスは、lowland Bolivia や western Brazilでも確認されている。Laguna Negra virusは、アルゼンチン北部の_Calomys callosus_ や _Akodon simulator_ からも検出されている。Andes hantavirusのようなヒト-ヒト感染が、Laguna Negra virusでも確認された例があることか分からない(聞いたことがない)。今回の記事も、南米でヒトに感染するハンタウイルスは1つであるかのようにかかれた新聞記事の1例である。実際は、多数の種類が存在するが、どの種類であるかの決定には、高度な技術を有するウイルス研究施設が必要となる] 地図 The Chaco region of western Paraguay includes the departments of Alto Paraguay, Boqueron, and Presidente Hayes http://www.lib.utexas.edu/maps/americas/paraguay_pol98.jpg |
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