感染症速報詳細

記事日付 20090303
タイトル デング熱-ボリビア
国名 ボリビア    
感染症名 デング熱
概要
和文 http://timesofindia.indiatimes.com/World/Rest-of-World/19-dead-in-Bolivia-dengue-outbreak-31000-affected/articleshow/4198547.cms
ボリビア国内としては、10年間で最悪となる感染流行が発生する中、当局は2009年1月以来、19人がデング熱で死亡し、31000人が感染していると見ている。26日のテレビ報道によると、東部熱帯地域のサンタクルスSanta Cruzで12人が死亡; 中部で2人、the Andean west [areas]で2人、首都ラパスLa Pazで1人が死亡した。隣国のペルーから到着したボリビア国籍の患者1人が死亡し、死亡数は19人となったと保健相が述べた。合計30870人のデング熱患者が発生し、うち71%は深刻な感染状況にあるサンタクルスと、Beni, Pando and Cochabamba departments[state or provinceに当たる]で発生した。
[Mod.TY注-26日のBBC News report http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7912677.stmによると、ボリビアでは史上最悪のデング熱感染流行が発生している。ベネズエラ、キューバ、パラグアイ、日本およびWHOからの支援が行われている。2月20日汎米保健機構は、ボリビアにおける、2009年初以来80例となる致死性デング出血熱DHFの患者症例を報告した。致死率は22%と非常に高率であることも報告されている。米国CDCによると、デング熱患者のおよそ1%がデング出血熱を発症するとされている。世界のDHFの致死率の平均は5%であり、適切な医療が行われれば1%以下とすることが可能だと、米国CDCは報告している。
地図 Bolivia showing the departments http://www.lib.utexas.edu/maps/americas/bolivia_admin_2006.jpg

原文リンク