記事日付 | 20090302 |
タイトル | 鳥インフルエンザ(20)-英国:(イングランド)、シチメンチョウ、低病原性LPAI、H6N1 |
国名 | 英国 |
感染症名 | 鳥インフルエンザ |
概要 | [1] East Angliaの2箇所の養鶏所で発生した鳥インフルエンザウイルス感染は、H6N1によるものとと判明した |
和文 | http://www.defra.gov.uk/news/2009/090227.htm East Angliaの2箇所の養鶏所(Dereham近くのYaxhamとHalesworth近くのUbbestonにあるBernard Matthews' breeder farms)で行われていた精査の結果により、鳥インフルエンザウイルスはH6N1と判明した。これまでH6 typeの鳥インフルエンザが高病原性であった証拠は認められていないが、更なる検査が完了するまでは高病原性の可能性を否定することは出来ない(まだ検査に数日かかる見込み) [2] 情報源: Eveningnews24 、2009年2月28日。 http://www.eveningnews24.co.uk/content/news/story.aspx?brand=ENOnline&category=News&tBrand=ENOnline&tCategory=news&itemid=NOED28%20Feb%202009%2007%3A34%3A11%3A760 2ヶ所の飼育場のシチメンチョウに対して行われた検査の結果、H6N1型低病原性鳥インフルエンザに感染していたことが判明した。Yaxham(Dereham近郊)およびUbbeston(Halesworth近郊)のにある、Bernard Matthews(社)の breeder farmsのトリに感染したこのインフルエンザは、早い段階でH5およびH7亜型鳥インフルエンザでないことが確認されていた。しかし、英国内の鳥類で、この種類のウイルスの感染が発生するのは初めてであると考えられている。2月27日、同社は検査によりH6N1型ウイルスの感染であることが確認されたことを明らかにした。ヒトへのリスクは低い。同社のコメントによると、このタイプのウイルスは、ここ数年間に、欧州の野鳥でも商用飼育されている家禽でも確認されている。当局は同24日の届出後、YaxhamとUbbestonの Arran Farm の鳥インフルエンザに関する調査を開始した。従業員らから、産卵量が異常に低下していることが報告されている。保健当局は、職員らに治療を開始する必要はないとしている。これらの2つの農場は依然、移動制限が課せられているが、同社の他の活動には影響はない。 [Mod.AS注-鳥インフルエンザウイルスの病原性は、詳細なOIE's terrestrial animal health Codeに従って規定されている。高病原性ウイルスとは、intravenous pathogenicity index (IVPI 経静脈病原指数)が、生後6週のヒヨコで1.2以上であるか、もしくは、経静脈的に感染させた4-8週のヒヨコの致死率が75%以上であること、とされている。英国の検査機関における検査結果は、数日以内に判明すると考えられる。もし今回のH6亜型が予想通り低病原性であるとすれば、今回の事例の報告(届出)義務はない。the Code(規約)によると、低病原性鳥インフルエンザAIのうち報告義務があるのは、H5およびH7亜型のみである] |
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