記事日付 | 20090307 |
タイトル | Mucormycosis-香港: (02) 薬品の汚染、注意喚起, 院内感染 |
国名 | 香港 院内感染   |
感染症名 | Mucormycosis |
概要 | 院内で死亡した3人の患者の死亡原因について、稀な真菌ムコール菌に痛風薬が汚染されていたこととの関連性が認められている |
和文 | http://www.thestandard.com.hk/breaking_news_detail.asp?id=13061 過去1年間に香港のQueen Mary Hospitalで死亡した3人の患者の死因について、痛風薬がある稀な真菌に汚染されていたこととの関連性が認められている。予定外の緊急会見で保健当局は、_Mucorales_ fungiが安全量の100倍以上であることが明らかとなったため、ある地域の製薬会社により製造されたアロプリノール製品を使用しないように注意を促した。香港大学の微生物学者Yuen Kwok-yungによると、この汚染された薬物を内服しても健常者は問題なさそうで、骨髄移植患者や白血病、リンパ腫などの免疫の弱い人々の場合に問題視される。_Mucorales_, fungiは自然環境中や食物や木製品などのどこにでも認められ、免疫の低下した人々にムコール症を起こす。 関連項目 20090216.0652 |
原文リンク |