記事日付 | 20090312 |
タイトル | デング熱-コートジボワール: |
国名 | コートジボワール   |
感染症名 | デング熱 |
概要 | 日本人旅行者とフランス人国外在住者が、3型デング熱ウイルスDENV-3による急性感染と診断された |
和文 | http://www.who.int/wer/2009/wer8411_12.pdf 日本人旅行者とフランス人国外在住者が、3型デング熱ウイルスDENV-3による急性感染と診断され、両者はアビジャンAbidjanから帰国後それぞれ東京とマルセイユMarseilleで入院した。彼らは2008年5-7月にAbidjanを訪れていた。分離されたウイルスは、2004年にサウジアラビアで流行したDENV-3 genotypeに似ていた。またパリにあるCentre National de Reference des Arbovirusでも、2008年5月1日から8月31日にAbidjanから帰国した旅行者で、デング熱が疑われた患者の14検体のうち7例から、抗デングIgM抗体陽性が確認されている。RT-PCRによる精査ではさらにDENV-3陽性患者が追加して確認された。2008年にはパリにあるInstitut de Veille Sanitaireからの報告で、コートジボアールから帰ってきた旅行者にデングインポート例の急増が認められている; 2006年1月1日から2008年8月31日に報告された12例中8例は2008年、3例は2007年、1例は2006年であった。2008年、コートジボワールではAbidjan cityやその周辺郊外地域で、黄熱ウイルスと3型デング熱ウイルスDENV-3の同時流行が認められている。 |
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